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かずカードを使った英語トレが英会話レッスンを受けるより優れている理由

たとえば英会話スクールのレッスンやオンライン英会話レッスン(1時間)を週に2回の頻度で受けていたとしますと、額面通りでいけば「月に8時間ほど勉強している」と言えるということになりますが、これについてちょっと検証したいと思います。

一回60分のレッスン時間はざっくり↓の3つの時間に分けることができると思います:

・先生の英語トーク時間

・生徒の英語トーク時間

・笑いや無言などの時間

生徒が英語トークをしている時間が先生よりも多いということはまずありえません。全体を10として、上記の順での比率はせいぜい【5::2】といったところでしょうか。つまり生徒にとっての実質的な英語の練習時間は上記単純計算時間の半分(4時間)以下、さらに「あー・Umm・えーと・単語が出てこねー!」などと言っている時間(シンキングタイム)は英語練習時間にはカウントしない」という条件を加えれば「月に8回やってる」などと言ったところで実質「月にせいぜい2時間」程度しか練習していない計算になり(上記単純計算時間と比べると四分の一)、上達を見込むには「圧倒的に練習時間が足りない」ということになってしまいます。フリートーク形式で話好きな講師に当たったりなんかしたら絶望的ですね。それだったら全てのレッスン時間をひたすらリピートアフターミー(リピーティング)形式でやってもらったほうがましだともいえます(お互いのトーク時間は半々なので「4時間」の練習時間を確保できます)。ただ、それなら音源つきの英会話フレーズ集ブックを買って一人でやったほうがお金もかかりませんよね(まあ、それはそれでなかなか継続はむずかしいのですが。。。)

 

前置きが長くなりましたが、「かずカード」を使った英語によるかず(及び関連語)暗唱ゲームは限られた時間において「学習者の英語トーク(発言・発声・発音)時間」の比率を大幅に増やすことができるという点で非常に優れた練習方法だといえます(実演なしだとなぜそうなのかイメージしづらいかもしれませんが)。

 

「英数字を唱えるだけでは英語は話せるようにならないでしょ」という反論はたしかに半分当たっていると思います。英語を話すためにはもちろん文法知識や語彙力なども必要です。

 

ですが会話の基本である「声を出す」ための練習、そしてそれを「かず」という単語とはいえ英語で行うことは(四則演算ならセンテンスになりますが)英語発音を鍛える・英語口を作る上で最高の練習になること、間違いなしです。

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