英数字のスペルアウト練習がもたらす効果
かずのスペルアウト・ゲーム、つまり「1」なら “O-n-e(オウエヌイー)!” と唱え、先に手持ちのカードがなくなったほうが勝ち、というゲームについてはすでに紹介済みですが、ゲームを繰り返し行うことでこれをスラスラ言えるようになると発音にどのような変化があるのか(AFTER)、見てみたいと思います。
BEFORE | AFTER |
One | オウエヌイー | オウエニー |
Two | ティーダブリュウオウ | ティーダブリュオウ |
Three | ティーエイチアールイーイー | ティーエイチャールイーイー |
Four | エフオウユウアール | エフォウユウアール |
Five | エフアイヴィイー | エファイヴィイー |
Six | エスアイエックス | エサイエックス |
Seven | エスイーヴィイーエヌ | エスィヴィイーエヌ |
Eight | イーアイジーエイチティー | イーアイジーエイチティー |
Nine | エヌアイエヌイー | エナイエニー |
Ten | ティーイーエヌ | ティーイーエヌ |
実際の音をカタカナで表すのは限界がありますが、練習を繰り返すうち発音に微妙な変化が出てきます(ほとんど変わらないものもありますが)。このリンキング(リエゾン)は通常「隣り合う単語」同士の発音がつながる英会話で頻繁に起こるものとされますが(たとえば wake up なら「ウェイクアップ」が「ウェイカップ」みたいな)、このように「隣り合うアルファベット」の場合でも起こります。ロサンゼルスの略称「LA」が「エルエイ」じゃなくて「エレイ」になるのと同じです。
で、こうなったら何かいいことがあるのか、ということですが、同様の発音をするネイティブ相手のリスニング力がアップします。
まあ、少々雑な説明ではありましたが、この練習方法を推奨する別の理由として、「もっとアルファベットと友だちになろう!」という思いも含んでいたりします。キャプテン翼の「(サッカー)ボールはともだち」は言ってみれば延々と(そして楽々と)リフティングを続けられるスキルが身についている状態ともいえます。同様に「アルファベットと友だち」はどんな言葉でも涼しい顔でやすやすとスペルアウトできるスキルが身についているレベルのことです。
そこで「アルファベットと友だち」度を測る実験にぜひお付き合いくださいませ(実力を確認するためにも時間をかけずにぜひお答えください)。
「ユーの住む都道府県、そのローマ字綴りをスペルアウト、Ready Go!」
東京都民・千葉県民には追加質問(なぜならスペルアウトがわりと簡単だから):
「現職の都知事または県知事のフルネーム(姓名の順番問わず)のローマ字綴りをスペルアウト!」
「アルファベットと友だち」の意味、ご理解いただけましたでしょうか。納得できるスピードで(スラスラと)スペルアウトできましたか?日本の地名や人名はそもそも「英語」ではありませんからこのテストに「英語力」は関係ありませんよね。かずカードを使ったかずのスペルアウト練習はこのスキルを上げる効果があります!
P.S. 補足するなら「1」は "I-c-h-i(アイシーエイチアイ)" で練習しても同じ効果が得られます!
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投稿を表示早くafterの域に達したいです。繰り返し練習するしかないんですけど…。