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Standard Products(以下、スタプロ)ファンの皆さん、こんにちは!「DAISOの輪」事務局です。
2026年3月26日にブランド誕生5周年を迎えたスタプロ。その5周年アニバーサリー企画の一環として、5月17日(日)に東京の西の端に位置する「檜原村(ひのはらむら)」にて、「森とものづくり体験ツアー」を開催しました!
檜原村は、多くの人に愛される「ヒノキの精油」や「フレグランスボトル」、そして間伐材を使った商品が生まれる場所です。
今回は大創産業初の企画として、「DAISOの輪」のファンの皆さんと一緒に檜原村を訪問!前編では、苗木を育てるのに不可欠な「山の道」づくり体験と、檜原村の自然を堪能するランチの様子をたっぷりとお届けします!
■バスの中から始まった森の授業、東京の林業のリアル
17日の東京は、夏を感じさせるような汗ばむ気温とまぶしい日差しという絶好のアウトドア日和でした!
JR八王子駅に集合した参加者の皆さん。そのままバスに乗り、檜原村へ出発しました。

都心から約2時間の場所にある檜原村は、東京都(本土)唯一の村として知られる場所です。面積の約9割を森林が占めていて、多摩川の源流域として豊かな自然が残されています。ここでは林業や木工が盛んで、“森を活かす循環型のものづくり”として、間伐材を使ったさまざまな製品が作られています。
ちなみに、村名の由来は「檜(ヒノキ)の原っぱ」ですが、一番多く生えているのは杉の木なんだとか。この時期は花粉も落ち着いているということで、ひと安心です(笑)。
行きのバスでは、本日の現地案内を担当してくれる檜原村木材産業協同組合の鹿毛(かげ)さんがごあいさつ。「せっかくなので、楽しくクイズをしながら林業や森について知っていただきたいと思います!」と、クイズ大会が開かれました。

クイズでは、「世界の森林率は何%?」という問題が出題され、「10%以下かな」「50%くらい?」と思い思いに答えが飛び交いました。正解は約31%。思ったよりも少ない?という印象かもしれません。
一方で、「日本の森林率は?」という問題の正解は、約67%(近い回答を出している方もたくさんいました!)。OECD加盟国の中では3位と、日本は名実ともに森が多い国であることがわかります。
そして、今回行く檜原村の森林率は、なんと驚異の93%!ここまでの数字にかなり近い回答をしている参加者さんもいて、車内はとても盛り上がりました。

クイズから始まった森林の話題は、やがて林業のリアルな経済事情へ。
「木を植えてから収穫できるまで、約50年かかります。今檜原村に生えている木の多くは戦後の1950年代に植えられたもので、樹齢約70年のものが多いです。
そして、50年育てたヒノキの丸太1本の市場価格は、だいたい7000円。1本の立木から3〜4本の丸太が収穫できる計算で、合計15000〜20000円ほど。そのため、林業は補助金がないと成り立たない側面があります。国産材を使っていただけると、次の植林資金につながります。ぜひ応援してください!」(鹿毛さん)
鹿毛さんの話を聞いている間に、バスはどんどん深い山の中へ。窓の外には、東京都心では見られない新緑の木々が一面に広がっていました。

休憩所では檜原村で伐採した木の一部を加工して作ったおもちゃ・雑貨を楽しめる「山男のガチャ」が話題でした!
かわいい焼き印入のキーホルダーと、
バードコールをゲットしました!
■ヘルメットをかぶっていざ山へ!「東京チェンソーズ」と歩道づくり体験
檜原村にたどり着くと、今日最初のプログラムである「道づくり体験」を指導してくださる林業会社「東京チェンソーズ」の皆さんが出迎えてくれました。
(ちなみに、休憩所にあった「山男のガチャ」を作っているのは東京チェンソーズさんです!)
木田さん、加藤さん、林さんの3名が自己紹介をしてくださり、参加者の皆さんはヘルメットと軍手を装着して、いよいよ山の中へと分け入ります。

加藤さん、木田さん
山仕事というのは、道を作るところからすべてが始まります。道がないと切った丸太を運び出せません。道づくりというのは、山の環境整備に欠かせないとても大切な作業です。
ハンマーやつるはしなど、必要な道具を持ち、急な斜面の作業現場に到着すると、木田さんと加藤さんによるデモンストレーションが始まりました。
「今日作るのは、苗木への歩道を整備するための木製の階段です。1段に必要なのは、先端が尖った杭2本と横木1本、そしてハンマーです。まず2本の杭を地面に打ち込み、横木を置いて土をならし、足でしっかりと踏み固めていきます」(加藤さん)

「コン!」という音が山に響きました。
一連の流れを確認したら、参加者は2つのグループにわかれていよいよ実践へ。
参加者同士で、杭を支える役、ハンマーを振り下ろす役にわかれて、道をどんどん作っていきます。

「よいしょ、よいしょ!」という掛け声が山の中に響き、夢中になって手を動かす皆さん。
「木材には上下があって、根元側が太く先端に向かって細くなっているんです。斜面では太い方を低い側に向けると水平が保ちやすくなりますよ。しっかり踏んでみて、沈まないか確認してみてください」(木田さん)
木田さんや加藤さんのアドバイスを聞きながら、参加者さんたちは横木の浮きを確認して土を削り、踏み固めては微調整を繰り返していきます。
「夢中になって汗が止まらない」
「普段使わない筋肉を使ってる感じ。明日は絶対筋肉痛(笑)」
そんな声も飛び交いながら、山道に少しずつ階段ができあがっていきました。

■「ちゃんと階段になっている!」自分の手で切り拓いた山道
2つのグループにわかれて続けられた作業では、最終的にそれぞれ3〜4段の階段が完成しました。
「せっかく作ったんで、ぜひ自分で作った階段を歩いてみてください!」
東京チェンソーズさんの声に背中を押され、自分たちが作った階段を歩いてみると「すごい、歩きやすい!」「ちゃんと階段だ!(笑)」という歓声が上がりました。

「最初に来たときは、急な斜面で道もないし上り下りの不安が大きかったんです。でも、こうして道ができると安心感が全然違います」
「公園とかで整備されてる道を歩いても、ありがたみを感じるようになりそう(笑)」
などなど、自分たちで作り上げた階段の使い心地に、皆さんとても感動していました。
作業を通じてチームワークが育まれ、終了後には参加者同士で自然と会話が弾んでいる様子も印象的でした。
木田さんによると、この階段は木が腐るまで、およそ10年は使えるとのこと。このまま階段がずっと残ることに、参加者さんたちは感慨深い表情をしていました。
「なんかすごくいいことをした気がする」「普段の仕事じゃ絶対にできない経験だった」
道づくり体験は、そんなみなさんの感想とともに締めくくられました。

150〜200段ほどこの階段をつくるのだとか。
山のプロのすごさを感じます。
■スタプロの「わっぱ」に詰まった檜原村の恵み
道づくりを終えた後は、バスで少し移動して本格的アウトドア森林フィールド「MOKKI NO MORI」へ。車道から小道を抜けた先には、川のせせらぎが心地よく響く、緑に囲まれた清々しいキャンプエリアが広がっていました。

アウトドアチェアを各自で運び、川のすぐそばに陣取ったら、いよいよお待ちかねのランチタイムです!
この日ご用意したランチは、少しでもゴミを出さない工夫として、スタプロの「わっぱ弁当箱」を「播州ハンカチ」で包んだもの。どちらも参加者の皆さんに、普段の生活でも使っていただけるようプレゼントさせていただきました。
好きな柄を選んでいただけるよう、播州ハンカチはさまざまな柄を用意。数種類の柄をじっくり見比べて選ぶ姿は、まるでスタプロのお店でお気に入りを探している時のようでした。

檜原村の仕出し弁当屋さんにお願いして作ってもらったお弁当の中身には、旬の食材をふんだんに使ったご飯とおかずがたっぷり詰まっていました。
お品書きとともに、たけのこご飯に舞茸の天ぷらなど檜原村の恵みがぎっしり詰まったお弁当。これには、「料亭みたい!」「めちゃくちゃおいしい」と参加者さんの顔もほころびます。

最高のランチタイムになりました!
食後には、檜原村で親しまれている「檜原とうふ ちとせ屋」さんのドーナツをいただきました。

ランチを食べた後、鹿毛さんに案内されてキャンプエリアから山道を下ると、そこには多摩川水系の支流である秋川(あきかわ)が流れていました。

清流と木漏れ日が広がる川辺は、30℃に迫る猛暑だったのを忘れるほど涼しかったです。
川に手を入れると、「冷たくて気持ちいい!」という声が。
魚や鳥などを眺めたり、水切りを楽しんだり。それぞれの楽しみ方で癒しの時間を過ごしました。

キャンプエリアに戻ると、鹿毛さんがなぜ秋川はこんなにきれいなのかを語ってくれました。それは、私たちが普段、何気なく飲んでいる水は、山の恵みから来ているものということを実感できる話でした。
「山に降った雨は、まず木の葉で受け止められ、ワンクッション置いてから地面に落ちていきます。さらに、落ち葉が積もってふかふかになった土がフィルターの役割を果たして、澄んだ川の水として流れていきます。木がないと、雨が直接地面を叩いて泥を川に流してしまい、川が濁ってしまうんです。
また、木の根と草の根が土をガッチリ抑えることで、土砂災害を防ぐ効果もあります。森が健全に保たれているということは、水がきれいになるだけでなく、東京を流れて神奈川へと続く多摩川の水にもつながっている。皆さんの生活用水にとっても、森の健全さはとても重要なんです」(鹿毛さん)

ランチタイムの最後には、自然に囲まれた中で集合写真を撮りました。
前編はここまで!
後編は、スタプロの商品が実際に作られているフロンティアジャパンさんの工場を見学し、世界にひとつだけのコースターを作る焼き印体験の様子をお届けします!どうぞお楽しみに!
本コラムへの感想は「いいね」やコメントにてお待ちしています。スタプロの間伐材商品への思いや、ツアーについて気になることがあれば、ぜひ教えてください。
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投稿を表示自然豊かな中でのお弁当最高においしいですね
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投稿を表示林業は補助金がないと成りたつのが難しいことをはじめて知りました。
学校の授業でも取り入れてほしい内容ですね!!