かずカードを使った英語トレで「話せる」ようになるか
ライトな投稿に続きまして、少しヘビーなやつを。英語習得に興味ある人にぜひお読みいただけたらとてもうれしく思います。
かずカードを使った、かずや数詞を英語で読み上げる早さを競う英語トレーニング法を推奨していますが、はたしてこれを続けたところで本当に英語を話せるようになるのかという疑問、というより、「できるわけがないッ!」という誤解について少し説明したいと思います。
まず、英語のかずや数詞などを知っている・言えるだけで英語ネイティブと対等にディスカッションするというのはさすがにちょっとキビシイ、というのは間違いありません。
英語学習、というと受験対策としての文法学習、長文読解、ボキャビルなどが挙げられますが、「話す」ために圧倒的に足りていないのは「声を出す(発音・発声)練習」です。これは学校の授業や自宅学習だけでなく、英会話スクールにも言えることではないでしょうか(ほとんど講師トーク?)。
よって高校・大学受験を経験しているにも関わらず「英語を話せない」のは英語力・勉強量が足りないからではなく、単に発音・発声練習が足りていないからだと考えています。これまで蓄えてきた知識があればあとはそれを音声発信する練習をするだけで十分だと思うのです。まずは簡単な単語(かずや数詞)で相手にしっかり聞こえる声を出す練習をしよう、というのがかずカードを使った英語トレの目的の一つです。
たとえば何かを相手に言ったとき、自分の声が小さかったため、たまたま通り過ぎたダンプカーの騒音にかき消されてしまい、よく聞こえなかったために "Can you say that again?"(もう一度言ってくれる?)と言われたことに対して(ああ。。。オレの英語がヘタだから(あるいは発音が悪いから)聞き返されたんだ。。。)と悪いほうにとらえてしまう、といった勘違いもおきづらくなるはずです。
もう一つの目的は以前にも書きましたが、発音・発声練習を繰り返すことで英語の発音が良くなることが挙げられます。ネイティブ指導でなくても、です。
結論、「話せる」ようになるのか、については

フィフティフィフティなのですが笑
音声でメッセージを伝える、という意味においては「話せる」につながる大事な要素だと思ってます!